山形給食センターの仕事には、到達すべき基準や方向性(=「山給クオリティ」)があります。提供するサービス、従業員一人ひとりの働き方、スキル習得等において継続的な改善と向上を図り、高いクオリティで業務を遂行すること。日々のその積み重ねがさらなる品質向上の糧となるとともに、山給スタッフ一人ひとりの誇りを醸成させています。
山給クオリティの6ヶ条
1 「働き方」の品質向上
山形給食センターが食事をお届けする一人ひとりが地域の人であり、また従業員も地域に生きる一人ひとりです。家事や育児、介護などそれぞれが特異な家庭事情もあるなかでも柔軟に働くことができ、地域のために貢献できるような職場環境づくりを進めています。
2 「技術」の品質向上
調理技術マイスター制度、調理技術育成プログラム、料理コンテスト等により、技術レベルを可視化しての評価制度の実施やおいしさのさらなる創造に取り組むとともに、常に従業員の技術力、モチベーションの向上を図っています。
3 「おいしさ」の品質向上
全国の大手には決して真似のできない、地域業者だからこその「プラスアルファのおいしさ」の創造を大切にしています。それは、季節感や地域性、さらには懐かしさや思い出にもつながる味わいの創出。地域の契約農家や卸売業者と連携しつつ、地産品をたっぷり使った地域メニューなど、ふるさと山形のおいしさが私たちの誇りです。
4 「オペレーション」の品質向上
セントラルキッチン、クックチルなどをはじめ、つねにオペレーションの改善を図ることで、おいしさの質を高めながらローコスト化や効率化を継続的に進めています。これはそのまま従業員の労働環境改善にも繋がっています。
5 「安全と安心」の品質向上
山形給食センターには、創業来60年にわたる給食提供の実績による信頼があります。それぞれの施設等に必要な食事提供サービスのノウハウ、地域の栄養士、調理師が滞りなく食事の提供を行う体制づくりなど、安全安心かつスムーズな提供体制の確立をお約束します。
6「地域連携」の品質向上
山形給食センターは地域の12のパートナー企業から成る協同組合として、さまざまな地域連携を推進しています。地域の農家や卸売業者との連携に基づく食材の調達やメニュープラン。地域の従業員との良好な職場づくり。そうしたことを踏まえながら、地産地給、地産地消、そして地域貢献を実現していきます。